1.医薬品棚の配置(総ての医薬品の表示は薬品名及びJANコードを記載する)
類似名称、外観類似の医薬品がある場合の取り間違い防止対策
▪経験上取り違えやすい類似した医薬品は隣接する調剤棚には置かない
同一銘柄で複数規格等のある医薬品に対する取り間違い防止対策
▪規格違い、他規格あり、等マークを付す(黄色透明丸シール)
2.医薬品の充填
医薬品の補充や充填時の取り間違い防止対策
▪調剤棚への補充は十分に確認し、慎重に行う。
▪散薬装置瓶への補充は、散薬監査システムを利用し医薬品包装バーコードと散薬装置瓶バーコードを照合して行う。
▪錠剤自動分包機への補充はmis0子システムを利用し医薬品包装バーコードとカセットのバーコードを照合して行う。
▪端数の医薬品を調剤棚の戻す場合は複数人による確認を実施する。
3.規制医薬品(麻薬、覚せい剤原料、向精神薬(第1種、第2種)、
毒薬・劇薬)
麻薬及び向精神薬取締法、薬事法等の関係法規の遵守
▪法令を遵守した使用記録の作成・保管をする。
▪麻薬在庫票(手書き)に薬品毎に受入数量、払出数量、患者名、に年月日を記入する。
▪麻薬管理簿(コンピューター)に薬品毎に受入数量、払出数量、患者名、に年月日を記入する。
▪覚せい剤原料、向精神薬(第1種、第2種)、毒薬・劇薬)が納入されたらすぐに所定の場所に保管し、記録簿記に記載し、在庫を確認する。
適切な在庫数・種類の設定
▪規制医薬品(麻薬、覚せい剤原料、向精神薬、毒薬)については受払状況を把握し過剰な在庫とならないよう心がける。
定期的な在庫量の確認
▪規制医薬品の在庫は絶えずE-MEGの在庫と照合すること
他の医薬品と区別した保管、施錠管理
▪規制医薬品は調剤室の金庫、鍵のかかる引き出しに保管する。